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新年早々ナゾのストールを起こして走行不能になった1号機(KSR-1 80cc改)の原因を調べてみました。 先日プラグに火が来ている事を確認しているため、電装系の問題ではなさそうです。 キックを降ろすと若干のゴリゴリ感があるけれど、圧縮はある事から、軽い焼き付きかピストンクラックではないかと予想を立てて作業開始です!
まずは腰上をバラしてピストンの状態を確認する事にします。 2st KSRは水冷なので冷却水抜いたり、ヘッド外すまでの手間が結構かかります。 最近横型空冷のKSR110ばかりいぢっていたので余計めんどくさいですw
空冷主義の本田宗一郎さんは言いました 「水冷も最後は空気で冷やすじゃないか」と。
んで、色々補機類を外してやっとこさヘッドを開けられました。
↑ 少々カーボンがたまっているけど、見た感じではクラックとか入ってなさそう・・・
クランクを回してシリンダーの様子も見てみます。 こういったのぞきにくいところはデジカメを差し込んで撮影すると確認しやすいです。
↑ 少々粉っぽい感じはするけど、シリンダーに大きな傷はないようなので焼き付きでも無いようです。
いったい何が原因なんだ? この状態でキックを降ろすと圧縮がないぶんゴリゴリ感が間違いなく感じられます。 腰下なのか・・・orz
腰下割らなきゃダメかなーと思いつつも念のためシリンダーを外してみる事にしました、クランクシャフトを回せばどこでゴリゴリしているのか大体の予想が付くはずです。
シリンダーを外すためにキャブレターをインシュレータから引き抜くと・・・
Oh! マイガー !!
原因発見w
↑ 見覚えのある物体がキャブにすっぽり詰まってます。
なんたるちーやw
劣化したエアフィルターが高回転時の吸気抵抗で千切れキャブレターに詰まり、吸気出来ずにストールしたという何とも恥ずかしいトラブルが原因でした。 っていうか、ヘッド開ける前にキャブ外せよw
エアフィルターは触っただけで粉々になるほど劣化しており、キャブのパイロット系の小穴などにも詰まっている様子。
だって「ぱすっ!」っていったもん。 キャブどころか燃焼室まで到達した事は容易に想像できます。 と、なるとキックを降ろしたときのゴリゴリ感は、クランクベアリングにフィルターの破片が入ったと考えると合点がいきます。
結局腰下は割らなくちゃダメな状態なのね・・・ 混合気がクランクケース内部を通る2stでなければ、ここまで大事にはならなかったかもしれません。
あまりにもお粗末な原因に萎えたし、気温も寒くなって来たので今日の作業は終了。
まぁ、最後に腰下割ってから6年経ってるし、それから1万Kmは走ってるからそろそろO/H時期ともいえるでしょう。 そう考えて納得することにします・・・。
まいったな、こりゃw
おまけ
↑ エアクリボックス内に脱落したエアフィルタ・・・だったもの。 |
02:12, Sunday, Jan 11, 2009 ¦ 固定リンク
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