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先日の仮組でちょっとだけ気にくわないところがあったのでそこだけ手直しします。
2st KSRのブレーキディスク径が210mmなのに対して、今回用意したディスクは220mm径です。 このままキャリパーをポン付けすると、パットの当たり位置が今ひとつ良くない・・・
と、いうことで結局キャリパーサポートを作ることにしました。 外側に7mmほどオフセットすれば良いかな?
微妙なオフセットだとキャリパーサポート設計が少々困難です。 単純にオフセットすると、フロントフォークとサポートを締結するネジと、サポートとキャリパーを締結するネジがぶつかってしまうため、物理的に無理が生じます。 車軸と同心円で7mmオフセットし、なおかつネジ同士がぶつからない位置を見つけ出さなければなりません。
実測値をCADに入力して問題の無い位置を検討した結果、こんな感じの切削パスができました。
まずはジュラコンで試作して、問題がないか確認します。
↑ ジュラコンなら約20分で切削完了! いきなりアルミで作って「付きませんでした〜♪」じゃ、素材と時間がもったいないですから・・ね。 急がばまわれの精神で試作を作ることは重要です。
試作品で確認した結果、パットの当たり位置は良さそうです。 それでは20系アルミで本番切削を実行!
んで、出来上がったサポートを実車に取り付けるとこんな感じになりました。
↑ 無事に7mm外側にオフセットできました。 キャリパーの位置が下がるため、岩などへのヒットを気をつけねばなりませんね。
ブレーキラインのフィッティングを済ませ、チューブにスライムを流し込み、リムテープで装飾を施せば、 ついにスポーク化KSR完成!です。
↑ うっひょ〜 かっこい〜!! B2カラーな所がステキw ・・・コレ「新型KSRだよっ」て言ったら騙される人いるかな?
2、3歩下がって完成した車輌を眺め悦に入った後は実際に走行してみましょう。 近所のホームセンターまで5kmほど走ってみました。
・・・なんというか普通に走ります。 車輪が合計4kgも軽くなっているので、110サイズのタイヤなのにモッサリ感はまったくありません。 スポークを張る際、1mm程度の振れで妥協しましたが、70から80km/h位で走ってもその影響は感じられませんでした。
ブレーキングのパッドを仕込んだフロント側の2potキャリパーは当たりが付いていないにもかかわらず大変よく利きます、ブレンボのカニより強烈かもしれません。 どうもブレーキングのパッドはディスクへの攻撃性が高過ぎる気がします・・・。 リアに付けたRKのパッドはディスク面にキズすらついていません。
ハッ ! Σ(゜□゜*)!! 減ったディスクを買わせるための策略か!
結果的にKSRのスポーク化は大成功です。 たいして苦労することなく、中々の完成度じゃないかと思います。
こんな事するなら、ma〜さんにコメントいただいたようにKXベースでKSR作った方が良いかもしれませんねw |
01:36, Wednesday, Sep 23, 2009 ¦ 固定リンク
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