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KSR-EVの可能性を模索して色々調べてるのですが、調べるほどにテンション下がっていきますw
モーターやコントローラについては実用的な性能を持つ部品が製品化されており、コンバージョンしてもエンジンと同等もしくはそれ以上の性能が出せることが確認できました。 サイズと取り付けスペースの問題もなんとかクリアできそうな感じです。
しかし、圧倒的にバッテリーの性能が低い!
KSR程度のサイズでは、積めてせいぜい20Ah(48V時)ぐらいのものです。 20Ahあれば15〜30分ぐらいは走れる計算になり問題無さそうに思えるのですが、単純に蓄電量の問題だけでもありません。
最も高性能なLi-ion電池を使ったとしても、時間当たりの放電量が圧倒的に足りないのです。
バッテリーは数Vの起電力のある「セル」を直列することで電圧を上げ、1セルあたりの容量を増やしたり並列にすることで蓄電量を増やしています。 20Ah程度の容量の少ないバッテリーは小さなセルを使っているので放電量が稼げません。 MAXカレント60Aぐらいが限界みたい・・。 (参考製品) どうゆー事かというと、モーターが15hpを300Aで出せる性能を持っていたとしても、バッテリーから供給できるのはその1/5の3hpと言うことです・・・。
モーターの性能をフルに使い切るためには、100〜200Ahの容量を持つバッテリーを積まなくてはいけません。 当然サイズ的にも重量的にもKSRに積めるサイズではありません・・。 お値段的にも・・・。
無理に作ったとしても「こいつ・・・動くぞ!」的なしょっぱい性能しか得られないわけですな。
やっぱりボトルネックはバッテリーですか。 液体燃料と比べて容積単位のエネルギー量が圧倒的に少なすぎます。
そういや、地震の影響で不足すると言われている商用電源に関しても超高容量かつ高充放電率のバッテリーが存在していれば一気に解決ですね。 総発電量低下のためピーク時に足りなくなるのが原因であって、作った電気をためておけないのが理由ですから。 政府が言う15%削減もウソ臭くてなりません、例えば深夜の元々利用者が少ない時間に節電したって何の意味もありません。 ピークシフトと節電を同列に扱っていることに違和感を覚えます。 まぁ、節電すれば化石燃料の使用量を減らせてエコ?だし、電気料金は安くなるし節電すること自体は推奨されることでしょうけど。 それより、現時点での総電力使用量を視覚化して国民に周知させるシステムを整備した方が良いと思うけどなぁ、停電注意報とか警報を出すとか。今の技術レベルで十分出来る話だし。
おっと、脱線して痛い日記になってしまったw
現状、EVで満足な性能を出すには高性能なバッテリーをしこたま積めるスペースとマネーが必要。 三菱i-MiEVのバッテリーAssyを単体で注文すると240万円ですってよ、おくさま! |
01:05, Wednesday, Jun 01, 2011 ¦ 固定リンク
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