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2003年10月初め、書店でヤングマシン誌を立ち読みしていたところ、サンヨーテクニカの広告に原付用HIDモニター販売の記事が掲載されているのを発見。
次の日さっそくサンヨーテクニカに連絡し、注文しました。 |
10月下旬、モニター商品到着!
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バーナーとイグナイタは別梱包になっています、バーナーには6000Kと9000Kの製品があり、選べる様になっています。
モニター商品では6000Kのバーナーがセットになっていました。
梱包、マニュアル共に非常に簡素ですが、つなげるようにしかつながらない作りのため、必要にして十分です。
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梱包に含まれる配線図です。
Hi/Loコントローラー ・ インバーター ・ イグナイターの三つに分かれたユニットを、各コネクターで接続します。
PH7のソケットに割り込ませるようにHIDユニットを取り付けますので車両側の配線加工をする必要も一切ありません。
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実際に車体に搭載する前に、正常に動作するか確認するため、バッテリーに直接接続してテストを行いました。
熱によるリフレクターの溶解がおきない事も検証しました。
点灯初期は緑に近い光色ですが、安定すると強烈な白色光になります。
フラッシュを焚かずに撮影するとホワイトバランスが崩れ、暗闇で撮ったような写真になります、直視するとたぶん目に良くないです。
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電圧と電流を測ってみました。
一般的にHIDは点灯時に大量の電力を必要とします、KSRのプアーな発電機でHIDが点灯できるか確かめなくてはなりません。
計測の結果、最大で2.3A程度の電流が流れましたので( 11.7V時 )、27Wの電力が必要なようです。
点灯後しばらく経過し安定状態になると、2.0Aで落ち着きます。
23〜25Wが平均的な消費電力です、KSRのノーマルバルブとほぼ同じですね。
ステータコイルの巻き直しを検討していたのに、テストの結果が意外に低い数値だったため、この時点でポン付けが確定してしまいました。
個人的にはもう少し試行錯誤したかったかナ?
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それでは早速HID搭載!
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Hi/Loコントローラ・インバーター・イグナイターの取り付け場所の選定が焦点になります。
とは言え、配線があまり長くないのでヘッドライト周辺に設置することになります。
幸いKSRの場合、フロントカウルの内側に大きな空間があるためそこにすべての機器を詰め込みました。
固定は両面テープを使っていますが、HIDのセットに付属している両面テープはポリプロピレン(PP)にあまり良く着かないため、近所のホームセンターでPP対応の両面テープを買って利用しました。
もともと雨に濡れる場所ではないので、防水は適当です。 |
そして点灯!
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KSRに搭載後、点灯させてみました。
アイドリング状態では多少明暗するものの、放電が途切れて点滅状態になることはなく、眩い光を放っています。
写真で見ると明るく見えませんが真っ昼間に撮影しています。
ホワイトバランスが崩れて夕方のような明るさになってしまいました。
バーナーを遮光していないため直視すると眩惑されます、バーナーの先端に遮光塗料を少し塗ったほうが良いかもしれません。 |
夜間点灯実験
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夜の新宿公園でKSRヂャンキーズの皆様と点灯お披露目&品評会を行いました。
白く鋭い光が前方の壁面を照らします。
KSR純正リフレクタの配光が今ひとつ良くないので賛否両論有りました。
照らしている所と闇との境目がクッキリ出るのがHIDの特徴です。
個人的には結構気に入っています。
値段・手軽さ・見栄え等々総合して考えると良いと思うけどいかがでしょう? |