KSR110全波整流化
全波整流による電装強化
■ 経 緯 ■ |
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■ KSR110電装考察 ■ |
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ノーマル回路 |
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←ノーマル電装の簡略化した図 |
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改造後の回路 |
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←単相交流用の全波整流レギュレーターを使うことで、ライティングチャージング共に安定した直流電流を供給します。 |
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レギュレートレクチファイアの選定 |
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レギュレートレクチファイアの考察 |
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←ジョルノクレアのレギュレータのピンアサイン ジョルノクレアのサービスマニュアルを見て左図のようなピンアサインを割り出しました。 物理的に接続されていない2番ピンとヘッドライト制御に使われている5番ピンは使用しません。 ジェネレータからの配線を4番・6番ピンに接続し、3番ピンをフレームアースやバッテリーマイナス極に接続。 1番ピンをバッテリープラス極に接続すれば良さそうです。 |
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配線の概要図 |
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ステータの巻き直し |
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ステータの巻き方 |
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ワイヤーの巻き方は左図の通りです。 ひとつの極を巻ききったら隣の極に移動して反対巻きで巻いていきます。 この図は概要的に表現したものです。 実際にはワイヤーが鉄芯の内側に来たときに隣の極に移るようにします。 要は1極ごとに右巻き左巻きを繰り返していけば良いわけです。 しっかりテンションをかけながら、ワイヤーの被覆を傷付けないように丁寧に巻いていきます。 |
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ひたすら巻く! |
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心を無にしてひたすら巻きます。 KSR-I/IIのまき直しではワイヤー径を太くして電流の増加を試みましたが、巻き数が減少してしまいあまり効果がありませんでした。 今回はワイヤー径を変えず、巻き数を確保することに注力しました。 使用したワイヤーは1mm径のUEWです。 耐熱的にはPEWの方が良いかもしれません。 アキバのオヤイデで買ってきました。 1000gで1200円ぐらいです。 |
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巻き上がり♪ |
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なかなか良く巻けました。 結果だけ書くと簡単に見えるかもしれませんが、実際には3時間以上掛かっていますw しばらくコイルは見たくない感じです。 |
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ハーネスとフィッティング |
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巻き終わったコイルをハーネスと接続します。 振動や高温のオイルに浸る環境であるため、半田付けでは無く、圧着スリーブを使用して結合しています。 結合部には保護チューブをかぶせて短絡を防ぐようにします。 |
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レフトエンジンカバーへの取り付け |
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レギュレータの装着と配線 |
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ジェネレータからの出力とハーネスの接続はこんな感じです。 |
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ジョルノクレアのレギュレータは純正レギュレータの位置に取り付けました。 純正のハーネスは細く頼りないので、太めのハーネスで引きなおしています。 最終的に「配線の概要図」と同じになるように配線しました。 |
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単純に直流化すると、メインキーがすべての電流を開閉することになります。 さすがにそれはいやなので、ライティング系はリレーを経由してバッテリーから直接電気を取るように変更しました。 どんどん配線が汚くなっていきますw |
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試験運転 |
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ジョルノクレアのレギュレータでは14.4Vを閾値にして制御を行っているようです。 KSR-I/IIで実現済みなのであんまり感動ないです。 |
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完成!(と考察) |
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