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KSRの無駄に豪華な装備の一つにユニトラックサスペンションがあります。 などといった色々な方式を試すこととなりました。
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なんだか余計な遠回りをしましたが、やっと満足できる方式に
なりました。 2003年当時、このベアリングがメーカー欠品していなければ、おそらく他の方式は試さなかったでしょうw |
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シール付きシェル形ニードルベアリングを使った改造 |
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おにぎり(ロッカーアーム)側を加工しなくて済み、強度と耐久性を兼ね備えた、シール付きシェル型ニードルベアリングを使った改造方法です。 ベアリング単体の価格は割と手頃で安価に入手できますが、カラーを4つ作成する必要があります。 |
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改造概要図 |
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NTNの外径21mm内径15mmの片面シールシェル型ニードルベアリングを合計8個使用します。 |
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カラーの作成(外注) |
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強度やサビへの耐久性を考えSUSでカラーを作成することにしました。 SUSの加工は素人には難しいので図面を作成し金属加工業者に外注しました。 外径15mm 内径10mm 幅35mm x 3 外径15mm 内径10mm 幅30mm x 1 |
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カラーの完成 |
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発注後、数日で納品されました。 調子にのって3セットも作ってしまったのですが・・w 今回利用した業者ではカラー4つで1万2千円ほどかかりましたが、もっと安く加工してくれる業者もあると思います。 |
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ベアリングの圧入 |
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ガタが発生しないように、突き出しを残して圧入しました、強度的な問題は無いと思います。 面位置圧入してワッシャーなどをスペーサー代わりに挟んでも良いと思います。 ロッカーアームは鋳物ですので、サイズの誤差が激しいです。 ベアリングの圧入が緩い場合はロックタイトなどで接着補強します。 |
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組み付け |
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ベアリングの圧入が完成したら、リチウムグリスなどをたっぷり塗り込んでからカラーを通し、カラーにボルトを通して部品を組み付けます。 | ||||||||||||
総評 |
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KSRのカスタムにはお金を惜しまないあなたは勝ち組です そんなあなたにお勧めなのが、こちらの改造方法です。 |
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片面シール付きソリッド形針状ころを使った改造 |
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水やホコリなどの異物の進入を避けるため、片面シール付きころ(ニードルベアリング)を使った改造方法です。 ベアリング単体の価格が高価な他、ベアリングを圧入するためにユニトラック部品に加工を伴いますので、それなりの思惟をもって着手することが必要です。(大げさ) |
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改造概要図 |
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NTNの外径22mm内径14mmの片面シールころを合計8個使用します。 |
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カラーの加工 |
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14mmの内輪を純正カラーの幅に合わせるため切断します。 大層な工作機械は持っていないため、ボール盤のチャックにダイヤモンドカッターを取り付け地道に切断しています。 正しくない工作機械の使い方は危険なのでやめましょうw 35mm幅 x 3 30mm幅 x 1 |
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穴の加工 |
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ベアリングを圧入するため、各穴を22mmに拡張します。 ←写真の下のおにぎりが加工前、上のおにぎりとタイロッドが加工済みです。 タイロッド部の穴は、強度的に不安のある厚みになってしまいますw 加工は個人では難しいので、知り合いの加工屋さん「K製作所」にお願いしました、\10,000でおつりがきます。 ※ベアリング圧入のため精度が必要ですから、ボーリング加工してもらっています。 |
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ベアリングの圧入 |
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ベアリングドライバとハンマーで少しずつ圧入します。 面位置圧入せず、純正樹脂スリーブ分の突き出しを残して圧入すると、組み付け後ガタが生じません。 面位置圧入してワッシャーなどをスペーサー代わりに挟んでも良いと思います。 |
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組み付け |
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ベアリングの圧入が完成したら、リチウムグリスなどをたっぷり塗り込んでからカラーを通し、カラーにボルトを通して部品を組み付けます。 これでリッチ方式のベアリング化は完成です、純正の金属カラーとは全然違うサスの作動が確認できるはずです、しかもシールベアリングを使用しているため錆びて固着する可能性は極めて低いです。 |
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総評 |
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KSRのカスタムにそこそこお金をかけ、手軽さと安心を一度に手にする貴方は勝ち組です。 そんなあなたにお勧めなのが、こちらの改造方法です。 |
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純正樹脂スリーブを金属に置き換え強度を確保 |
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プアー方式と同じく、ノンシールのニードルベアリングを使いますが、純正樹脂スリーブをアルミに置き換えることにより強度を確保します。 |
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改造概要図 |
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NTNの外径18mm内径14mmの針状ころを合計8個使用します。 |
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カラーの加工 |
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14mmの内輪を純正カラーの幅に合わせるため切断します。 大層な工作機械は持っていないため、ボール盤のチャックにダイヤモンドカッターを取り付け地道に切断しています。 正しくない工作機械の使い方は危険なのでやめましょうw 35mm幅 x 3 30mm幅 x 1 |
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スリーブの圧入 |
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スリーブをおにぎりとタイロッドに差し込みます。 一カ所だけサイズの違うスリーブを使っているので注意して下さい、 おにぎりのダンパー接合部のスリーブは、他の部位より短くなっています。 |
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組み付け |
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特に加工の必要もないので早速組み付けます。 アルミスリーブ・ベアリング・カラー・ボルトの順です。 さすがにシーリングが無いのは精神衛生上よろしくありませんから、純正のOリングを何となく利用します、効果のほどは?ですが。 潤滑にはリチウムグリスを使いました。 |
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総評 |
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プアー方式(仮名)
対費用効果を重視した節度ある投資をし、マメにメンテを行うあなたは勝ち組です そんなあなたにお勧めなのが、こちらの改造方法です。 |
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保持器付針状ころを使った樹脂スリーブ流用の改造 |
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シールベアリングはあまりにも高価で、ユニトラック部品自体の加工も必要になるため、なるべく安価に加工を要せずベアリング化する方法です。 純正の樹脂スリーブをベアリングレース代わりに利用することで、手軽に実施できます。 精度と異物の噛み込み・サビなどの不安がありますが、純正の金属カラーに比べれば格段に良いです。 |
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改造概要図 |
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NTNの外径18mm内径14mmの針状ころを合計8個使用します。 |
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カラーの加工 |
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14mmの内輪を純正カラーの幅に合わせるため切断します。 大層な工作機械は持っていないため、ボール盤のチャックにダイヤモンドカッターを取り付け地道に切断しています。 正しくない工作機械の使い方は危険なのでやめましょうw 35mm幅 x 3 30mm幅 x 1 |
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さっそく組み付け |
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特に加工の必要もないので早速組み付けます。 樹脂スリーブ・ベアリング・カラー・ボルトの順です。 さすがにシーリングが無いのは精神衛生上よろしくありませんから、純正のOリングを何となく利用します、効果のほどは?ですが。 |
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純正の樹脂カラーをベアリングレース代わりにしても、強度的な問題は無い様子です。 乗り方によっては、樹脂スリーブにニードルベアリングの跡が段状についてしまうことがあります。 定期的なメンテをして、摩耗を発見した場合には樹脂スリーブを交換するようにしてください。 2004/10/31追記 |
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リチウムグリスをたっぷり塗りつけユニトラックを組み上げます。 写真は見やすいようにカラーとベアリングをわざとずらしてます。 |
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総評 |
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